マイペースのblog

オーディオ、珈琲、旅行を中心とした話題です。 皆さんのご意見をお待ちしています。

2019年11月

昨日は雨でしたが、予定通り宇都宮手作りオーディオオフ会が開催されました。
今回で14回目になりました。
いつもの通り、ひでじさんがまとめ役で楽しい午後のひと時でした。
場所は宇都宮南生涯学習センターの第2集会室です。天井が高く広さもありすばらしい
環境です。

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今週完成したひでじさんのLM3886アンプと17センチコアキシャルスピーカーです。
LM3886アンプは電源がしっかりとしているので音に表れている印象です。

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新潟から初参加の関口さんのクロスシャントプッシュプル真空管アンプです。
真空管に似合わずさわやかな音です。

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私のR-2R_DACです。場所が広いので少し大きな音でしっかりとした音でした。
鈴木章治さんのクラリネットがすばらしい音色です。

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masamasaさんの5センチDDBHスピーカーです。2つのホーンをもったバックロード式で
とても5センチとは思えない音です。聴いてみなければ信じられません。

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masamasaさんから紹介のあったスピーカーインピーダンス測定器です。fo付近の山が
再現され、スピーカーとボックスの特徴がよくわかります。
スピーカー自作の方には必須な測定器だと思いました。


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最後にAmiy'sさんのサックス演奏がありました。アナ雪のテーマからコーヒールンバまで
ひでじさんのスピーカーからバック演奏が流れ、すばらしい演奏でした^ ^

最後にmasamasaさんから、スピーカー1セット、USBケーブル2セットのプレゼントが
ありました。希望者が多い場合はジャンケンで決めました(笑

今回も楽しい時間でした。いつも新しい機材の紹介と音出しがあり自作派の楽しいお披露目
会となりました。会長のひでじさんには御礼申し上げますm(_ _)m
次回は2月ころだそうです。皆さんも参加しませんか。

アレキサンダー型電流帰還アンプを製作して1年が経過しました。他のアンプと比較視聴し
たらエイジングが進んだせいか、かなりよい音であると再認識していました。このアンプの
設計をされたたかじんさんのブログを読んでいると電源トランスの比較が出ていました。
その中でドイツのBLOCK社のトランスの評価が高く、まずR-2R_DACに採用しその結果が
良好でしたので本命のパワーアンプに採用してみました。
BLOCK社のトランスはラジオ技術執筆者の別府俊幸さんの評価も高いようでした。
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このタンゴ製EIコアのトランスを交換します。

1PB163452トランス比較
左がタンゴ製EIコアトランスMG200です。容量は250KVAくらいです。
右はBLOCK社トロイダルトランスで400KVAです。

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交換前はEIコアトランスを2ケ使い、左右独立としています。
ただし左右それぞれは2チャンネルアンプで、合計4チャンネルアンプになっています。

3PB193457トップビュー

とりあえずBLOCK社トランスを1ケ搭載し、右の2チャンネルだけ供給しました。
トランスに右に見えるのはラッシュカレント防止用のタイマー式リレーです。
トランス2次側の整流ダイオードとケミコンの間に10W10Ωの抵抗を入れて
スイッチ投入時のラッシュカレントを防いでいます。約5秒後に抵抗をリレーで短絡して
います。

5PB193459正面

正面から見るとトランスが中央にあり重量バランスはよいようです。
フィルターコンデンサーは右の4ケのみ使っています。47000μF/63V×4ケです。
出川式ダイオードを使っているので2ケが通常の平滑用ケミコン、2ケがリザーブ用の
ケミコンになります。

さて音ですが・・・・相当違います。
容量の大きさとトロイダルコアのよさで低音が一段階力強さを増した感じです。
また1つ1つの楽器がクリアーに聴こえ、ボーカルは目の前で歌っているような感覚です。
5インチのフルレンジスピーカーでも何の過不足もなく感じます。
しばらくこれで様子をみることにします。

旭化成エンジニアリングからAK4499EQという最新のチップがリリースされています。発表
は昨年ですが、一般に供給されたのが今年の8月ころです。お気楽さん、やなさんなどが
基板の開発をされています。やなさんから先月基板の頒布がありましたので早速入手して
みました。AK4499EQはAK4497EQまでが電圧出力でしたが電流出力になりました。しかも
高電流出力ですので迫力のある音が期待されます。
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基板にAK4499EQを乗せたところです。チップの大きさが14ミリ角と4497よりやや大きく
なっています。足の数が16ケ×4から32ケ×4になり位置合わせとはんだ付けが大変です。
フラックスを基板に塗布した後、DACチップを乗せ位置を合わせます。
拡大鏡を見ながら・・・・慎重にここが勝負です(笑
位置決めできたら端の1ケをはんだ付けし、対角の1本をはんだ付けします。これでチップ
が動かなくなりますので慎重に残りの足をはんだ付けします。

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そしてチップ抵抗、チップコンデンサーなどの残りの部品をはんだ付けして完成です。
左が完成したAK4499DM基板、右がAK4497DM基板です。
大きさが120×120ミリと一回り大きなサイズです。

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とりあえず今の基板と置き換えるために、トランスと接続するためのフラットケーブルを
作成します。出力が4チャンネルありそれを合成します。
ですので右チャンネル、左チャンネルごとにホット、コールド、アースの3ケづつの
コネクターにまとめます。

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シャーシ内のAK4497DM基板と製作したAK4499DM基板を入れ替えます。
基板サイズが大きくなりましたが、なんとか入りました。出力をトランスと接続します。

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全体はこん感じです。DAC基板以外は入力側のコントロール基板、AK4137P2D基板は
そのまま使えます。コントロール基板はWiFiに接続され、やなさんのサーバーと接続して
今回のAK4499DM用のソフトウェアをアップロードします。これは便利です。

さて音出しです。恐る恐る電源を入れ基板上にあるレギュレーター電圧が正常かチェック
し問題なかったので、とりあえずPCM384にアップサンプリングした設定にして音を出し
ます。R-2R_DACと比較すると美しい音です。R-2Rはどちらかと言えば力強い音、この
4499はそこに清楚な雰囲気を付け加えたような音です。
まだ音を出して2日ですのでもう少し様子を見てみます。こちらの方がよければオフ会は
このAK4499DM_DACにしようかと・・・・・どうなるのでしょうか(笑

東京の亀戸駅から10分ほど歩いたところに「クレシェンド」という喫茶店があります。
まだやっているかなと久しぶりに訪れてみました。たぶん、6,7年ぶり。
今はめずらしい昔ながらの喫茶店でオーナーの淹れる珈琲がおいしいお店です。
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有名な亀戸餃子の前を通り過ぎます。なつかしい。

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見慣れた入口です。

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何でも「俺の話しは長い」というタイトルの日本テレビのドラマに使われている
らしい。土曜日なので見てみようかな^ ^

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こんな感じでスピーカーと真空管アンプがたくさんあります。
何でも最近はあまり自作していないとか。

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ソースはもっぱらCDです。クラシックや静かなジャズが流れています。
でもオーナーが好きなのはベンチャーズ(笑

このお店は開店直後に見つけてきていました。もう18年前かな?
オーディオファンにとってこんな喫茶店はあまり見かけません。
時間を見つけてまた来ようかなと思わせるお店です。

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この日は快晴でスカイツリーがよく見えました。

R-2R DACは好調に音楽を楽しませてくれています。
たかじんさんのサイトでアンプに使っているトロイダルトランスがメーカーによってかなり
音が違うという報告があります。その記事を参考に、またトランス容量を増やして余裕を
持たせるとどうなるか興味があるので実施してみました。

今までは2次側がAC7V7.5VA×2のトランスです。青い色が特徴のNuvotem Talemaという
インドのメーカーです。これをたかじんさんおすすめのドイツ製Blockにしました。
2次側を思い切って約2倍の6V15VA ×2にしました。
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今までのトランスです。2ケがトロイダルトランス、1ケがEIコアトランスでした。

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3ケすべてをBlock社のトロイダルトランスにしました。

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スペース的にちょうどうまく入るサイズであったことも選定の理由です。

音を出した瞬間に・・・・久々に激変という言葉を使いたくなるような変化です。
予想通り腰のすわった音で、特に低音の押し出しはびっくりするくらいです。

この音を次回の手作りオーディオオフ会で皆さんに聴いてもらおうと思っています。
こうなると本命のメインアンプも・・・コストがかかるのでもう少したってからか(笑

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