マイペースのblog

オーディオ、珈琲、旅行を中心とした話題です。 皆さんのご意見をお待ちしています。

2019年04月

クロックジェネレーターを製作しました。
Si5340というICを使って10MHzのクロックをいろいろなクロックに逓倍して出力するという基板です。
Si5340はお気楽さんの掲示板でも話題になっており近々にリリースされるようです。ジッター量ですが
TCXOですと1.5ps、Si5317ジッタークリーナーは300fs、Si5340は90fsだそうです。フェトム秒といっても
実感がわきませんが入手できる素子では最小のジッター性能だそうです。

やなさんホームページで開発状況が紹介されていたのでR-2RDACに組み込むことを考えていました。
リリースされてすぐに頒布をお願いして製作ました。OCXOから外部入力をすればより低ジッタークロックを
創生できると期待されます。まずは頒布品のTCXOを使います。

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基板は50ミリ×80ミリというコンパクトサイズです。
電源は4Vと3.3Vです。4Vはクロック用で余裕をみて400mAが必要です。

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トップビューです。クロックジェネレーター出力から同軸ケーブルでP2D基板に入力します。

周波数はとりあえず49.152MHzに設定して入力しました。この周波数ですとDAC出力を48kHzから
768KHzまでアップサンプリングをすることができます。
使い勝手としてはクロックジェネレーターのスイッチを入れてから約5秒後に出力がでるのでP2D基板と
同時に電源を入れるとシステムクロックなしになりエラーが出てしまします。
そこでクロックジェネレーターとそれ以外の電源スイッチを分け、クロックジェネレーターの電源をまずオンに
そしてDAC本体をその後オンにします。通常はクロックジェネレーター電源だけ入れっぱなしにして安定性
を確保します。

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左がクロックジェネレーター用スイッチ、右がDACスイッチです。

さて音ですが・・・・
これから連休にゆっくりと聴きます。その後レポートします。
平成最後の製作が終わりホッとしています。よい音になると期待しています~ ~

R-2R DACのケーシングが完了しました。音出しをしてエージング中ですが希望通りの音が出ています。
マルチビットDACでデジタルフィルターのない音とはこういう音なんだと・・・・・
AK4497DM2‗DACと比べるとほとんど同じ音ですが、音量を上げたときにR-2R‗DACの方が腰のすわった音
を出しているという気がします。

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正面はこんな感じです。なにもありません、側面でP2Dの設定用スイッチとLCD表示をしています。

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リア面です。入力は今まで通りI2SのHDMI入力だけです。

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側板のP2D設定用スイッチとLCD表示です。

音出しを行っているときに、右チャンネルだけノイズの乗った音がでました。アップサンプリングを上げていくと
ノイズが少なくなるという不可解な現象です。各基板間の信号用配線をジャンバー線からフラットケーブルに
するとノイズが減りました。基板の配置と外来ノイズの関係なんでしょうか、よく分かりません。

追記;ロジックICの足にわずかにハンダのカスがついて不必要な導通があったようです。
拡大鏡で調べて怪しかったICがあったのですべてのICの足をフラックス除去液で洗浄しました。その結果
ノイズがなくなり、現在は768kHzのサンプリング周波数にて動作しています。
これで5月中旬のオフ会で皆さんに評価して頂けます、一安心です(笑

やなさんのファイナルR-2R DACを製作して2カ月くらい経ってしまいました。今月初めから風邪をこじらせ
なかなか進みません。ですので途中経過を(笑

AK4497DM2を改造しようかと思いましたが、これはこれでよい音ですので別シャーシに組み込むことに
しました。シャーシは同じタカチのOS70-32-43にします。まったく同一寸法です。
レイアウトもほとんど同じになりそうです。

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こんな感じかな。ほとんどAK4497DM2と同じです。
というのは、プレーヤーがSDTrans384とHDMI接続ですので入力が同じになりますので中身も同じように。

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こちらがAK4497DM2です。ほとんど同じでしょ(大笑 
完成したら聴き比べてみます。

私はシャーシ加工は電気ドリルと糸鋸だけで行います。慣れてくると大体の加工はできます。
3ミリ厚までなら電気ドリルでも難しくはありません。タッピングするときには直角性に神経を使います。

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これは3ミリ厚のリアパネルにACアウトレット用の角穴を開けているところです。四隅に3ミリの穴をあけ
残りを糸鋸で切断します。糸鋸の刃はもちろん金属用を使います。コツはニベアクリームを刃に少量塗ると
苦もなく切断することができます。

次回は完成した報告をしたいと思っています。

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