ネットの情報を見ていたら気になる回路がありました。
それは少し古いMJ誌に載っていた回路です。ヤフー知恵袋でこのような記述がありました。
「・・・・・1993年5月号のMJ誌のTrアンプ製作記事で、他の著者の製作記事と一線を画する井上博文氏の
『6石構成MOS-FET出力段35Wパワーアンプ』・・・・・記事の評価の通り無選別のパーツを使用した割には、
音像の定位が良く深みのある立体的な音質の仕上がりとなり、本当にシンプル・イズ・ベストのアンプと言う
結果になりました。
そこで、質問ですが自作窪田式アンプも井上氏のアンプと同じようにNFBを上下2段に改造した所、電流入力
そこで、質問ですが自作窪田式アンプも井上氏のアンプと同じようにNFBを上下2段に改造した所、電流入力
で扱いにくい逆相アンプよりも空間的表現力が増したアンプとなり、NFBを2段にするとでなぜ格段に音質が
改善できるのか、ご存じの方は是非教えていただきたく、お願いします。」
そして知恵袋では残念ながら明確な回答はありませんでした。
ところが別なホームパージに製作例を見つけました。
そこで県立図書館に行きバックナンバーをコピーしました。
その回路はシンプルな6石の上下対称回路です。ポイントはNFBが終段から上側トランジスターと
下側トランジスターの2つに別々に掛けられていることです。記事では350kHzまで広帯域で、ひずみ率も
低いアンプに仕上がっています。
部品点数が少なく、運よくパワーFETも持っていますので試作して音を確かめてみようと思っています。
シンプルな回路は魅力的で井上氏によると半導体の選別の必要がないとのことで何か予感がします。
さてどうなりますか(笑