マイペースのblog

オーディオ、珈琲、旅行を中心とした話題です。 皆さんのご意見をお待ちしています。

2014年01月

フレッチャーマンソン曲線という音圧と耳で感じる関係を示したデータがある。
このデータによると私たちが音楽を楽しむ音圧では相当低音域と高音域が小さく聞こえ、かなり
補正をしなければならないことを示している。
私はかなり音量派なのでなおさらという気がしている。
 
どのくらい補正しなければいけないかというデータが紹介されている。
70~80ホンあたりがリスニングの音量だと思う。
 
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さらに興味深いのは年齢が上がるにつれて耳の聴力が劣ってくるということである。
補正カーブのデータを見ると恐ろしい。
 
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M20は男性20才、M50は50才、M60は60才これは大変である。私の年になると3000Hz以上は相当
補正しないといけないことを表している。
 
この2つのデータはWikipediaのデータなので信頼性があると思っている。
 
しかし今までこの状態で音楽を聴い低音が少ないとか高音が少ないとは感じたことがなく何の違和感も
感じたことはない。
 
ということはどう考えればいいのだろうか。
 
ただ最近、音楽を聴いて感動することが少なくたったのは聴力が劣ってきたせいなのだろうか(笑
 
ちょっと考えさせられるデータである。
 

昨年、テレビの「ガイアの夜明け」を見ているとスペックというオーディオメーカーが
紹介されていた。
パイオニアを退社した9人のエンジニアが創った新しいオーディオメーカーである。
スペックのアンプはメンバーのこだわりが随所に現われている。アンプはD級で回路、
部品、構造そしてデザイン。
メンバーの魂が感じられるすばらしいアンプだ。
 
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アンプベースとインシュレーターを兼ねた無垢のウッドベースがすばらしい。
アルミシャーシとウッドがうまく組み合わせられている。フロントデザインは実にどっしり
としている。
このアンプはRSA-F1というフラグシップのプリメインアンプ、だが価格もすばらしい(笑 
 
 
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 こちらはRSA-888という比較的リーズナブルな価格のプリメインアンプ。
 
私はこのアンプのフロントデザインが好きだ。
ボリュームとセレクターが使いやすく並んでいて非シンメトリカルであるがすばらしい
位置関係だと思う。
 
ここにも無垢材が使われているが、インシュレーターと兼ねたサイドパネルがついている。
このデザインは前述のフラグシップアンプよりも好きだ。
 
同じような無垢材のサイドパネルを自作アンプに取り入れたらどんな感じになるだろうか。
ちょっと検討してみたい気になる。

北欧スウェーデンにプライマーというメーカーがある。
このメーカーのデザインが気に入っている。エレガントで清楚という雰囲気を出している。
必要最低限のフロントのつまみを配置して左右対称のデザインとなっている。
 
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基本操作ははリモコンだが、左にマニュアル操作のボリューム、右に入力セレクターがある。
中央に黒い窓のようなアクセントになっており、入力がLEDで表示される。
日本製品にはないエレガントな雰囲気がる。
大きさは幅430ミリ奥行380ミリ高さ106ミリと薄型に属する大きさである。
 
 
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 パワーアンプはフロントにはロゴと電源LEDしかない。パワースイッチはリアに配置してある。
 
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リアにはACインレット近くにパワースイッチがあり、入力部と出力ターミナルが左右対称
に配置されている。
 
私の自作アンプのデザインはこのプライマーのアンプを参考にしている。
プライマーと同じように自分のロゴをフロント面にレタリングで表示するとよいアクセント
になりそうである。

アンプは音質が一番ですがデザインも大変大きな魅力があります。
所有物といしての魅力はオーディオ機器を越えて何かを感じています。
 
最も思い出に残るデザインはかつて所有していたラックスのCL-35という真空管アンプです。
当時はマランツ7とマッキントッシュC-22が有名でしたが国産ではラックスのプリアンプ
が群を抜いて好きでした。
シャンペンゴールドのフロントパネルにつまみやスイッチがすばらしい配置でレイアウト
されています。
 
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しばらく前に手放してしまいましたが今思えば持っておくべきでした。
 
自作をしていると音質だけでなくデザインも何度も考えて製作しています。
最近はプリアンプ、メインアンプ、SDプレーヤー、DACなどを同じシャーシを使って
デザインの統一をしています。
 
 
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プリアンプのフロントですが、左右のボリュームと中央のパワーLEDだけのシンプルな
デザインです。つまみの大きさ、位置はちょうどいいかなと思っています。
スイッチは悩んでリアパネルに配置しフロンパネルトにはありません。少し何かアクセント
がほしい気がします。
 
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 パワーアンプはメインスイッチのみのシンプルなデザインです。
 
フロントパネルに少し手を加えることによってもっと魅力あるデザインにならないかと
思っています。じっくり考察してみたいと思います。

年が明けてようやくオーディオの活動を再開した。
 
今年は昨年導入したSDカードプレーヤーとDACをさらに完成度を上げてみたい。
またアンプのブラッシュアップもできる限りやってみたいがまだ何の策も浮かばない。
 
年末にプロストさんから領布頂いたLED電源の基板があるので3.3V用に組み立ててみた。
専用トランスを購入してクロック用基板の電源とすることにした。
 
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 上がLED電源基板、下がトランス。
電源基板は3.3Vまたは5.0V用に使える。サイズが60ミリ×40ミリと小さく箔の
厚みが140ミクロンと厚い。
通常が40ミクロンなので3倍くらいの厚みがあるしっかりとした基板である。
整流ダイオードにはSiCを使ってみた。
 
 
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 〇印が追加したトランスとLED電源である。ここからクロックにジャンパー線で供給する。
 
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 拡大するとこんなレイアウトである。基板がコンパクトなのでうまく収容できた。
クロック基板へのジャンパー線にはファインメットビーズをつけた。
これでやれることはほとんどなくなり、一区切りとして新DACの完成としたい。
 
さて肝心な音質だがより腰のすわった気がする。独立電源化とファインメットビーズ追加
でジッター減少になったかもしれない。
 
一つ一つは小さな改善でも多くをきちんと実行することがよりよい音質につながると
思っている。しかしプラシーボ効果などもあり、本当はデータでの裏付けや第三者の評価
が必要とも思っている。
 
今年も皆さんの意見を参考にしてさらに音質向上に取り組んでいきたい。

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