マイペースのblog

オーディオ、珈琲、旅行を中心とした話題です。 皆さんのご意見をお待ちしています。

2012年11月


メインアンプのバランスが完了し下記のシステムとなった。
DAコンバーターとプリアンプ、プリアアンプとメインンプ間はXLRケーブルで接続される。
 
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私のXLRケーブルは線材にベルデンの8412という2芯シールドケーブルを使った
自作品である。コネクターはノイトリック製を使っている。非常によい作りで価格も安い。
録音スタジオやコンサート会場などプロ機器を扱う現場で多く使われているからだろう。
オヤイデのホームページにも作り方が紹介されており、何の疑いもなく2芯シールド線
で製作した。
 
RCAケーブルは最近2芯シールド線が使われることが多い。
アースとシールドを分けている。その理由はアクロリンクのホームページなどに紹介
されているが説明はデータはなく概念的であり理解することは難しい。
しかも同じ型番のXLRケーブルは3芯でなく2芯シールドなのは不思議である。
 
調べてみるとプロの現場で使われているXLRケーブルは3芯シールドであるようである
2芯シールドと3芯シールドの両方があるようである。(修正)
そこでベルデンの8423という3芯シールドケーブルで作り替えた。
メートル1000円しない安価なケーブルだがプロ用に使われている信頼できる製品
である。3芯だとホット、コールド、アース、シールドが分けられるので外来ノイズに
強いと言われている。
 
その結果だが余韻が伸びたような気がする。激変という言葉があるがそんなことはない。
ケーブルはこれでしばらく交換はしなくよいと思う。
 
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 左がオス、右がメスのコネクターである。オスは機器の入力側、メスは機器の出力側
に接続する。
 
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シールドはメスのコネクターのみ接続する。機器間では上流側の機器にシールドがつな
がれている。
 
バランスアンプを使われている方はどんなケーブルを使っているのだろうか。
 

バランスアンプが思っていた通りの音質を出している。
そこで、もっと音質が向上できないだろうかと考えている。
今までシステムの音質の割合は経験上つぎのように思っていた。
部屋+セッティング:スピーカー:アンプ:CDプレーヤー:アクセサリー
=100:100:10:5:1
 
今回、バランスアンプが完成してみるとこのような割合ではなくスピーカーを最大限に生かすために
どうするかという考え方に変わった。
割合で考えると思い通りの音が出ないと部屋やスピーカーを疑いスピーカーを買い替えたり
セッティングを変える衝動が起きる。
 
しかしアンプがスピーカーを思い通りに駆動することができればすばらしい音場が出現することが
確認できた。当面は今のスピーカーを変えずにアンプをさらに改良してみたい。
 
ネットでいろいろ調べてみるといろいろな意見が飛び交っている。
その中でなるほどと思われる「イシノラボどっとこむ」http://www.ishinolab.com/というサイトを見つけた。
 
オーナーはサンスイで仕事をされていたようでアンプを中心とした「日本オーディオ史」や「店長のブログ」
は大変勉強になる。
 
その中にこんな文章がある。
「オーディオアンプはエレクトロニクス製品であるから、一応、性能が出ていれば、製品として充分使える
ことは、今でも同様である。アンプの音質は回路、部品、構造(レイアウトを含む)の3要素で決まる領域が
ほとんどだということは以前お話した。」とある。
 
私もたくさんのアンプを作った経験から同じように考えていた。
それがこの記事を読んで確信となりアンプの改良に熱が入りそうである。
 
回路は大幅には変更できないのでトランジスターと動作電流を変えてみたい。
部品はコンデンサーにはまだ改良の余地があると思っている。
構造は強度アップができれば音質向上が期待できそうである。

プリアンプとメインアンプのバランス化が完成して1ヶ月が過ぎた。
エージングが進み気になっていた音質が1ランク向上している気がする。
具体的にはピアノの余韻、ギターの弾ける音などが鮮明に聴こえる。ボーカルアルバムを
聴くと今までは気にとめなかったイントロ部分にハッとさせられることが多々ある。
そこでいろいろなアルバムを聴きまくっている(笑 
特に古いアルバムでその良さを再認識させられることが多い。
 
その理由だがまだよく分からない。
考えられることは
1.バランス化によってアース変動の影響を受けなくなった。
2.バランス化によってメインアンプがパワーアップされてスピーカーの制動力が上がった。
3.プリアンプ、メインアンプとも窪田式の最新反転増幅回路の特徴である低ノイズで制
  動力にすぐれるという効果が出た。
  窪田先生のMJ誌でのメインアンプでのコメントは
  「スピーカーの振動板を動かす能力が当に4倍になったような気がする。かすかな
  楽器音の分解能が優れているし、ピアノシモの余韻が非常にきれいだ」と表現されている。
4.プリアンプのボリュームが抵抗の組み合わせであるLパッド式になり音質劣化が防げた。
5.プリアンプとメインアンプとも同じ型番のカーボン抵抗、同じ型番のケミコン、同じ
  型番のトランジスターなど部品の統一化の効果がでた。
6.プリアンプ、メインアンプともシャーシがタカチOSシリーズでオールアルミとなり
  非磁性の効果が出た。
7.プリアンプ、メインアンプとも完全左右独立になっており、チャンネルセパレーション
  がよくなった。
8.CDプレーヤー、プリアンプ、メインアンプがすべてXLRケーブルでのバランス接続に
  なりノイズに強くなった。
 
などが考えられる。
 
さて本当のところはどうなんだろう。
今までシステム全体ではアンプがあるグレード以上であれば、アンプによる音質向上の寄与
は少ないと思っていたが、そうではないことを再認識した。
そうなると違った回路のアンプも作ってみたい気になるが。。。。。
 
まずは市販のメーカー製アンプと比較してみたい。ラックスかアキュフェーズとの対決か(笑
 
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珈琲は豆を挽き、すぐに淹れて飲むと香りがよい。
コーヒーミルは手動だと毎日挽くのは疲れる(笑   
そこで電動ミルになるがプロペラタイプだと粒度のコントロールが難しいことと微粉が多く
なりやすい。そこで高価だが業務用と同じ構造のすり鉢式の電動ミルを購入して使っている。
粒度を調整でき微粉が少ないので気に入っている。
カリタのナイスカットミルを愛用している。すでに2か月になるが使用感は大変よい。
これで淹れた珈琲を飲み、好きな音楽を聴くのは至福の時である。
 
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正面のダイヤルの数字を▼マークに合わせると豆の粒度が変わる。
ペーパーフィルターで淹れているので3に合わせている。
 
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ストレート系ならブラジル。ブレンド系ならコロンビアとブラジルのブレンドが好きだ。
焙煎は中炒りのミディアムかハイローストが好みである。
自分流のブレンドが出来れば最高である。
 
 

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