マイペースのblog

オーディオ、珈琲、旅行を中心とした話題です。 皆さんのご意見をお待ちしています。

2012年06月

秋田県角館でアルテックのある喫茶店を見つけた。
One Mintというお店である。
オーナーはオーディオマニアらしく奥さんがお店を仕切っている。
開店して9年だそうだがまだ新しく広さも手ごろでよいお店である。
 
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入口は普通の喫茶店の雰囲気である。珈琲とカレーが売りのようである。
 
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よく見ると音楽の店と。
 
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アルテックのA7とクリプッシュホーンのスピーカーがあった。A7は美しい外観をして
おり大事に使われている。
お店の広さは30畳くらいの大きすぎず、狭すぎずという広さである。
 
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アンプはなつかしい山水のアンプとマッキントッシュであった。CDプレーヤーはティ
アックの業務用を使っている。
 
オスカーピーターソントリオとビルエヴァンスを聴かせてもれったが、天井が高いせいか
音がここちよく響き、低音はゆったりとして気持ちがいい。
 
時々ライブをやるそうで40人くらいは入るとのことであった。
真矢みきさんのサインが壁に飾ってあった。撮影で来られて立ち寄ったのだろうか。
 
思いもかけぬよい発見をしたよい旅であった。
 

Lパッドアッテネーターが完成したのでアンプに組み込んでみた。XLR端子とRCA端子
はジャンパー線で直結した。従ってケーブルの交換でバランス、アンバランスのアンプ
として動作する。まだメインアンプのバランス化はこれからなので、しばらくアンバランスと
して使ったみよう。
 
音質はアンプとアッテネーターにアムトランスのAMRSカーボン抵抗を使ったので、
改造前のデール金属皮膜抵抗の音に比べるとやや艶やかな感じがする。
 
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 ボリュームのつまみは必然的に左右に分かれたが、大きいつまみにしたので存在感が出た。
中央に青色LEDの表示をつけた。なるべく出しゃばらないようにΦ0.8ミリの
小さ目にした。
 
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リアパネルはこんな感じ。
XLR端子の穴あけには苦労した(笑
 
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 内部のレイアウトはこうなった。
トランスがアッテネーターに近いがノイズは感じられない。Rコアトランスが優秀だから
だと思う。アッテネーターとつまみは6ミリのアルミシャフトで連結した。
つまみの位置とアッテネーターの位置が正確に合わないと、つまみを回したときにスムーズ
な感触が得られない。
 
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入出力の配線は1ミリのテフロン被覆金メッキ単線を使った。シールドはしていないが
アース線とツイストすることによりシールド効果が期待される。
 
プリアンプのバランス化は2か月で改造が終わった。
 メインアンプは少し休憩してから取り掛かることにしよう。完成は秋になるかもしれない。
 

Lパッドアッテネーターを2ケ作った。抵抗のはんだ付けを慎重にかつ確実に。
以前も作っているので勘所は分かっている。
 
接点間が狭く細かい作業だがあせらずにゆっくりと仕上げた。1ケ4時間もかかってし
まった(笑。出来栄えはそこそこ合格点ではないかと思っているが、どうだろう。
 
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手前と中間の銅面プレートがアースになる。その右側が出力、さらに右が入力となる。
インピーダンスは50キロオームとした。抵抗値の変化はマイナス2.5db間隔とし、
だいたい10時から11時の位置が最適な音量になるように決めた。
 
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横からみて抵抗がそこそこ一列に並んでいる。
 
このボリューム2ケで総額4万円弱になったが完成品は同じ仕様で1ケ5万円もするので
苦労が報いられる。
秋葉原のアムトランスの方には抵抗を176本も間違わずに袋に入れて頂き感謝している。
 
さていよいよアンプへ組み込んでみようか。

基板の配置が決まり、必然的に入出力端子とボリュームが決まった。
トランスが2ケで重さのバランスからリアパネル近くの中央部とする。
入出力はトランスより離す必要があるのでリアパネルの左右の外側に配置した。
電源スイッチの場所は苦労したが、結局リアパネルにサーキットブレーカーをスイッチと
ヒューズを兼ねて取り付けた。操作性はよくないがAC100Vをフロントパネルまで接続
する必要がない。
 
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シャースはタカチ工業のOS88-37-43なのでフロントパネルとリアパネルを購入
して入れ替えた。
各パーツがバラバラに外れるので少し価格は高いが改造には便利なシャーシである。
フロントは左右にそれぞれのチャンネルのボリュームを付ける。ちょっと見えないが
中央部には青色ダイオードの電源表示をつけた。
なんとなくヘーゲルやFASTに似たレイアウトになってしまった。
 
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リアパネルは入出力のXLR端子を左右に配置した。アンバランスも使えるようにRCA
端子もつけた。中央にサーキットブレーカーとACアウトレットを配置した。
 
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トランスと基板を組み込んでみた。中央の基板がフィルターコンデンサーと定電圧電源。
定電圧電源は1つから2つのアンプ基板に供給している。
トランスから基板まですべてが左右独立になっている。
アンプ基板はアイドリング電流調整、出力ゼロ調整などはスムーズに完了した。
 
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残されたのはボリュームである。
ボリュームは音質面と左右の音量が確実に合うLパッドアッテネーターとする。
部品は少し奢ってセイデンのセレクトスイッチ4段4回路23接点とアムトランスの
1/4Wカーボン抵抗にした。
 
さて、これを2ケ作るとなると根気がいる仕事になりそう。少し休んでからゆっくりと
取り組もう。

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