マイペースのblog

オーディオ、珈琲、旅行を中心とした話題です。 皆さんのご意見をお待ちしています。

ほぼ同じ構成のDACが2台できましたので音質の比較をしてみました。
比較したDACは次の通りです。

1.AK4499システム
2.R-2Rシステム
3。DSDシステム
このうち2と3は基板入れ替えで行いました。

DACはやなさんのAK4499DM(デュアルモノラル)とR-2RおよびDSD原理基板です。
2台のDAI部分がほぼ同じ、電源がトロイダルトランス+TPS7A4700定電圧基板で各
必要入力にすべて独立で供給しています。
違いはDAC部分とIVトランスのメーカー違いです。
これを図で示すと下記のようです。

SDプレーヤーシステムズ図
こんな感じです。赤字が異なる部分です。2台とも基板はやなさん頒布品です。
SDカードプレーヤーは中華製で2台とも同じ仕様です。ただし合板に組み立てたものと
シャーシに入れたものの違いはあります。

PB043422
AK4499DMです。DAIのマイコン部分が独立基板になっています。

PA215427
中央の赤い基板の取り換えでR-2R、あるいはDSD原理基板になります。

2つのアルバムを聴いてみました。
Bewitched
エディ・ヒギンストリオでピアノを中心としています。

718KsgjNsxL._AC_SX522_
ニッキ・パロットさんのザ・ルック・オブ・ラブです。
ボーカルと演奏に入っているビブラフォーンの音を中心に聴いてみました。

SDカードプレーヤーは1つのリモコンで2台が操作でき、DACの出力音量はAK4499DM
がデジタルボリュームがついているのでプリアンプの入力を切り換えても音楽が連続して
同じ音量で流れます。ですのでかなり厳密に評価できたと思っています。

結果ですが、ピアノのクリアーさ、ビブラフォーンの消え入るような音色、ボーカルの声
などすべての点で・・・・聞き分けられないくらい同じです。
わずかにDSD原理基板を使ったときに演奏がほんの少しノイズっぽい気がしました。

今回をまとめると
1.最新のデルタ・シグマ型DAC、マルチピットDAC、DSD式の差が分からなかった。
  同じ音源でよくできたDACはほとんど同じ音なのでしょうか。考えてみれば
  DAC変換方式で音楽が異なって聴こえることがおかしいかもしれません。
2.AK4137はもしかするとWAVからDSD変換にはわずかにノイズが乗ることがある
  のかも。この辺はまだ解明すべき点です。チップの能力か電源などの他の要素かは
  不明ですが。ただし瞬時切り替えでなければ分からないレベルです。
3.IVトランスはルンダール品とクリスタルオーディオ品(閉店)には差が分からな
  かった。
4.OCXOクロックの効果に期待したが、分からなかった。

2台とも音質向上に寄与しているのは、できる限り独立した高容量トランス、SIC整流
ダイオード、ローノイズ定電圧基板であったこと、やなさん推薦の部品を使ったこと
などと考えています。メーカー品と比べてもあまり劣らない部品ではないでしょうか。
今までいろいろとDACを作ってきましたが、その都度プラシーボなどが入り公平な評価が
できにくかったと。
3方式のDACは当面変更しなくてよさそうというのが今回の結論です。

アマゾンミュージックを聴くためにZen One Signature を導入しました。気軽にパソコンと
Bluetoothで接続して聴くためです。Bluetoothの便利さは以前から経験していますが、音質
はどうしても劣ってしまいました。アマゾンミュージックはCD並みのHDとハイレゾ並み
のUltraHDで配信されています。

調べてみると高価な製品から安価な製品までいろいろとリリースされています。その中で
口コミなどで評判がよさそうなZen One Signature に決めました。

PA315441
正面はこんな感じです。左側が電源ボタン、その隣が入力切り換えでBluetooth、SPDIF、
USBが選べます。中央の大きな〇は電源表示と入力表示を兼ねています。その右の
小さな〇はサンプリング周波数を表します。一番右のボタンはBluetoothのペアリング用です。
大きさは幅158ミリ、高さ35ミリ、奥行100ミリのコンパクトなサイズです。


PA315442

背面もシンプルです。出力はシングルエンドのみです。
Bluetoothの付属のアンテナが大きかったので手持ちのコンパクトなものにしました。
左のヘッドホーン用に似たジャックはオプションでバランスXLRケーブルを接続できます。

パソコンとBluetoothで接続します。パソコンの設定画面でBluetoothを選ぶと
iFi Hi-Res Audio という表示があるので接続をクリックします。そして確認のため
システムのサウンドで”ヘッドホーン(IFi Hi-Res Audio Stereo)”という表示になって
いることを確認します。なっていなければこれをクリックします。
アマゾンミュージックを立ち上げて好きなアルバムを選んで再生▷をクリックすると
音楽が流れます。ここで右下のスピーカーの形をしたアイコンをクリックして排他モード
にします。こうするとASIOのようにウィンドウズのオーディオミキサー部をパスするので
高音質化になります。Zen One Signature にはリモコンはありませんが、一度パソコン
あるいはスマホとペアリングしてしまえば、次からは自動的に接続されるの不自由は
ありません。

いつものニッキ・パロットさんのLook ofLoveのアルバムを選んで聴いてみます。
なかなかやるなという感想です。2~3日してから同じアルバムでSDプレーヤー+
AK4499-DACで同じアルバムを聴き比べてみました。幸いAK4499-DACにはマニュアル
ボリュームがあるので同じ音量になるように設定しました。
プリアンプ入力に1にSDプレーヤー、2にZen One Signature を割り当てます。
リモコンで1と2を切り替えます・・・・いやいやこれは、ほとんど差がありません。
SDプレーヤーの方がピブラホーンなどの打楽器の余韻が伸びている気がしますが。
なんのなんのZen One Signature の実力は立派なものです。以前中華製のBluetooth-DAC
を使った時はまだまだとの印象でいたが、今回はBGM的に聴くのはこれで十分という音質
です。
気楽に音楽を聴くにはアマゾンミュージックとこのZen One Signature で十分だと思い
ます。
これは皆さんにもおすすめです。

※YouTubeで実際に評価されている動画を見つけましたので参考にして下さい。
ZEN One SignatureのBluetoothは使える?正直レビュー/Bluetooth音質調査シリーズ/意外な結果が。。 - YouTube

 最近、パソコンの速度が遅くなった気がします。購入したのは5年くらい前ですが、CPU
はインテルCore i5でメモリーは16GBです。内蔵HDDは1Tもありインターネット検索や
文書作製には十分な性能だと思っていました。先日、家内のパソコンが古くなったんで同じ
CPUとメモリーにしてHDDではなくSSDにしました。ディスクが回転するよりも固体メモリ
ーの方が早そうだと思ったからです。製品が来て、立ち上げてビックリ。スイッチ入れて
すぐに認証しブラウザーが立ち上げり・・・早いこと早いこと。
ストレスフリーとはこのことか。

そこで少し調べてみるとSSDがかなり安くなっていること、ブラウザーのEdgeはかなり
の容量であること、インターネット検索をすると一時ファイルとしてHDDに格納する
ことなどを考えるとSSDに変えると検索速度が速くなると思われます。
アマゾンで調べるとコピーマシンと1TのSSDで1万円ちょっとなので早速購入してみま
した。コピーマシンは玄人志向のKURO-DACHI/CLONE/CRU3です。SDDはCrucialの1T
です。早速、慎重にノートパソコンの電源を終了し、バッテリーを取り外し、裏蓋をはず
し、HDDを取り出します。コピーマシンにHDDとSDDを入れてコピーします。すべて完全
にコピーされるようです。時間は3時間半くらいかかりました。そしてSSDをHDDの代わり
にノートバソコンに組込ます。慎重に裏蓋をしめ、バッテリーをつけスイッチを入れます。
問題なく立ち上がりました。再起動のメッセージがあり、再起動後に普段と同じように
使うと動作速度がかなり早くなっています。特にインターネットでの検索はサクサクと動き
ストレスがありません。いらなくなったHDDは念のためバックアップ用として保管します。

パソコンを新調しようかと思っていましたが、しばらく使えるようです。
ノートパソコンもゲーム用が高性能で超早いそうです。これとSSDに音楽ファイルを入れて
おくとかなり高音質になると考えられます。超マニアはもう導入しているらしいですが
かなり高価なので導入には勇気が必要です。
私は相変わらずSDプレーヤーです(笑

↑このページのトップヘ