ほぼ同じ構成のDACが2台できましたので音質の比較をしてみました。
比較したDACは次の通りです。

こんな感じです。赤字が異なる部分です。2台とも基板はやなさん頒布品です。
SDカードプレーヤーは中華製で2台とも同じ仕様です。ただし合板に組み立てたものと
シャーシに入れたものの違いはあります。

AK4499DMです。DAIのマイコン部分が独立基板になっています。

中央の赤い基板の取り換えでR-2R、あるいはDSD原理基板になります。
2つのアルバムを聴いてみました。

エディ・ヒギンストリオでピアノを中心としています。

ニッキ・パロットさんのザ・ルック・オブ・ラブです。
ボーカルと演奏に入っているビブラフォーンの音を中心に聴いてみました。
SDカードプレーヤーは1つのリモコンで2台が操作でき、DACの出力音量はAK4499DM
がデジタルボリュームがついているのでプリアンプの入力を切り換えても音楽が連続して
同じ音量で流れます。ですのでかなり厳密に評価できたと思っています。
結果ですが、ピアノのクリアーさ、ビブラフォーンの消え入るような音色、ボーカルの声
などすべての点で・・・・聞き分けられないくらい同じです。
わずかにDSD原理基板を使ったときに演奏がほんの少しノイズっぽい気がしました。
今回をまとめると
1.最新のデルタ・シグマ型DAC、マルチピットDAC、DSD式の差が分からなかった。
同じ音源でよくできたDACはほとんど同じ音なのでしょうか。考えてみれば
DAC変換方式で音楽が異なって聴こえることがおかしいかもしれません。
2.AK4137はもしかするとWAVからDSD変換にはわずかにノイズが乗ることがある
のかも。この辺はまだ解明すべき点です。チップの能力か電源などの他の要素かは
不明ですが。ただし瞬時切り替えでなければ分からないレベルです。
3.IVトランスはルンダール品とクリスタルオーディオ品(閉店)には差が分からな
かった。
4.OCXOクロックの効果に期待したが、分からなかった。
2台とも音質向上に寄与しているのは、できる限り独立した高容量トランス、SIC整流
ダイオード、ローノイズ定電圧基板であったこと、やなさん推薦の部品を使ったこと
などと考えています。メーカー品と比べてもあまり劣らない部品ではないでしょうか。
今までいろいろとDACを作ってきましたが、その都度プラシーボなどが入り公平な評価が
できにくかったと。
3方式のDACは当面変更しなくてよさそうというのが今回の結論です。
比較したDACは次の通りです。
1.AK4499システム
2.R-2Rシステム
3。DSDシステム
このうち2と3は基板入れ替えで行いました。
DACはやなさんのAK4499DM(デュアルモノラル)とR-2RおよびDSD原理基板です。
2台のDAI部分がほぼ同じ、電源がトロイダルトランス+TPS7A4700定電圧基板で各
必要入力にすべて独立で供給しています。
違いはDAC部分とIVトランスのメーカー違いです。
これを図で示すと下記のようです。

こんな感じです。赤字が異なる部分です。2台とも基板はやなさん頒布品です。
SDカードプレーヤーは中華製で2台とも同じ仕様です。ただし合板に組み立てたものと
シャーシに入れたものの違いはあります。

AK4499DMです。DAIのマイコン部分が独立基板になっています。

中央の赤い基板の取り換えでR-2R、あるいはDSD原理基板になります。
2つのアルバムを聴いてみました。

エディ・ヒギンストリオでピアノを中心としています。

ニッキ・パロットさんのザ・ルック・オブ・ラブです。
ボーカルと演奏に入っているビブラフォーンの音を中心に聴いてみました。
SDカードプレーヤーは1つのリモコンで2台が操作でき、DACの出力音量はAK4499DM
がデジタルボリュームがついているのでプリアンプの入力を切り換えても音楽が連続して
同じ音量で流れます。ですのでかなり厳密に評価できたと思っています。
結果ですが、ピアノのクリアーさ、ビブラフォーンの消え入るような音色、ボーカルの声
などすべての点で・・・・聞き分けられないくらい同じです。
わずかにDSD原理基板を使ったときに演奏がほんの少しノイズっぽい気がしました。
今回をまとめると
1.最新のデルタ・シグマ型DAC、マルチピットDAC、DSD式の差が分からなかった。
同じ音源でよくできたDACはほとんど同じ音なのでしょうか。考えてみれば
DAC変換方式で音楽が異なって聴こえることがおかしいかもしれません。
2.AK4137はもしかするとWAVからDSD変換にはわずかにノイズが乗ることがある
のかも。この辺はまだ解明すべき点です。チップの能力か電源などの他の要素かは
不明ですが。ただし瞬時切り替えでなければ分からないレベルです。
3.IVトランスはルンダール品とクリスタルオーディオ品(閉店)には差が分からな
かった。
4.OCXOクロックの効果に期待したが、分からなかった。
2台とも音質向上に寄与しているのは、できる限り独立した高容量トランス、SIC整流
ダイオード、ローノイズ定電圧基板であったこと、やなさん推薦の部品を使ったこと
などと考えています。メーカー品と比べてもあまり劣らない部品ではないでしょうか。
今までいろいろとDACを作ってきましたが、その都度プラシーボなどが入り公平な評価が
できにくかったと。
3方式のDACは当面変更しなくてよさそうというのが今回の結論です。